第二回「車両を作る、前編」


①ガタガタでもいい。だって人間だもの。

車両を1から考えるのは難しい。

ただ、それが架空鉄道の醍醐味でもある。

 

めんどくさいと考える前に楽しもう。

サイズや寸法はめちゃくちゃでもいい。

後で書き換えたらいいだけの話。

では、いざ、車両を作るのだが…

正直に言うと

最初から車両寸法や機器類に捕らわれて描くのはどうかと思う。

 

まずは、自分でなんとなく描いてみるのがいいかもしれない。

なんなら、第一回で言った車両の系譜。だなんてのも無視でもいいぐらい。

 

まずは、一回描いてみて、そこから手直しを施していくのはどうだろうか?

 

と言うのも、電車の絵しかり、何にせよ、一発で基本的には出来ない。

なんどもなんども失敗を重ねて成功するのだ。

 

なので、臆せずまずは描こう。描くことを楽しもう。

餅屋も2008年からホームページを公開しているのだが、当初の車両の絵と今の車両の絵の遍歴を見て頂きたい。

 

最初はガタガタでサイズもぐっちゃぐちゃ。でもそれでいいのだ。最初は。

京名電鉄の特急車両

形式名もコロコロ変えるが、

車両のデザインや書き方もコロコロ変える。

 

当初は路面電車と言われていた車高が

いまや展望席付き、バッファー付きの車両へ。

 

当時はそんな事になるとは思ってなかっただろう。


②自分が納得するまで作り直す。他人はそれをつっこまない。

絵を描くのが楽しくなると、おそらく、

数を増やしたり、表現手法を学びだしたり、飽きたりを繰り返すと思う。

それでいいと思う。

 

架空鉄道は基本的に真っ白な自由帳に絵を描いているだけなのだ。

それを自分で消して、自分で書き換えて、また自分で消してを繰り返すのはなんらおかしな事では無い。

 

自分で書いたノートを自分で消して怒る人間って居るのだろうか?

それと同じ原理だ。

 

なので、じゃんじゃん描いて、じゃんじゃん手直しをしよう。

 

 

一番最初の京名電鉄の車両。このデザインは小学校の自由帳から続くのだが、

今の京名電鉄にも色濃く残る。ただデザインは変えまくっている。

 

どことなく上の電車のデザインに似ている今の京名電鉄。

18mから、名古屋の20mに、鋼製車体からステンレス車体と劇的な変化を遂げたが、自由帳からずっと続くデザイン。こういったものは大切にしてほしい。